お知らせ - SMBCFSの「決済ステーション」と「DCBEE」の連携を強化

SMBCファイナンスサービスの「決済ステーション」と
NECのCATV事業者向け加入者管理システム「DCBEE」の連携を強化

~CATV加入者のクレジットカード情報の登録を安全・効率的に実現~

2016年7月14日
SMBCファイナンスサービス株式会社
日本電気株式会社

 SMBCファイナンスサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:柏倉 和彦、以下、SMBCファイナンスサービス)と日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:新野 隆、以下、NEC)は、SMBCファイナンスサービスが提供する決済プラットフォーム「決済ステーション」と、NECが提供するケーブルテレビ(CATV)事業者向け加入者管理システム「DIGITAL CableBase EE(以下、DCBEE(ドクビー))」との連携を強化して、CATV加入者のクレジットカード情報の登録を安全・効率的に実現する機能の提供を開始しました。

 昨今、不正アクセス等によりクレジットカード情報の漏えい事件が発生しており、事業者、加入者双方よりクレジットカード情報の登録を安全・効率的に行うニーズが高まっています。

 従来、DCBEEを導入している事業者は、クレジットカード決済を希望する加入者から書面でクレジットカード情報を入手した上で、SMBCファイナンスサービスに情報を提供していました。今回の連携強化により、決済専用端末*1によるクレジットカードの読み取りや、加入者がインターネットマイページから必要情報を入力することで、事業者を介せずに、SMBCファイナンスサービス*2にクレジットカード情報を直接送れるようになりました。このため、DCBEEを導入している事業者は、クレジットカード情報を扱うことなく安全に決済手続きを進めることが可能となります。
さらに、預金口座振替(集金代行サービス)による決済においても、決済専用端末やインターネットを利用して、CATV加入者が直接金融機関へ預金口座振替登録が可能となります。これらにより、書面での登録時に課題であった印鑑相違や口座番号不備等の問題を減少可能なため、事業者の業務効率化に貢献します。

 また、この他にもDCBEEと決済ステーションでは、以下の連携機能拡張を行い、事業者の業務効率化および加入者の利便性を高めました。

1. 万が一、CATV加入者が料金の滞納により、CATV事業者からサービスの停止措置を受けたときは、決済ステーションの払込票決済を利用して、コンビニエンスストア等で滞納金を支払うことで、CATV事業者へ個別に連絡することなく、サービスを速やかに再開可能です。

2. ペイジー決済に対応し、払込票を利用した決済を行っている加入者が、インターネットバンキングからも支払いできるようになりました。

 SMBCファイナンスサービスとNECは今後も、CATV事業者のみならず、通信事業者や、新聞社など定期的に集金を行っている事業者に決済ステーションとDCBEEを紹介していくと共に、これらのサービスの連携をさらに強化していきます。

 なお、SMBCファイナンスサービスとNECは、2016年7月28日から29日に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー」に、決済ステーションとDCBEEを紹介する予定です。

以上


*1 セイコーソリューションズ株式会社が提供する決済サービスの総称である「CREPiCO」対応端末を利用
*2 SMBCファイナンスサービスはクレジットカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS」の認証を取得済



決済ステーションについて

決済ステーションは、加盟店が共通のインターフェースを用いて、クレジットカード決済やコンビニエンスストア決済等、複数の決済手段を組み合わせて利用することのできる決済サービスです。
URL: http://kb.smbc-fs.co.jp/service/station/index.html


DCBEEについて

DCBEEは、事業者の業務プロセスをシステム化し、一元管理することで、業務の効率化や加入者満足度の向上に貢献する他、売上や加入者推移などの経営分析機能も提供可能な基幹業務システムです。全国のCATV事業者を中心に、120社以上への導入実績があります。
URL: http://www.nec.co.jp/products/ngnsl/catv/dcbee/